ホームコラム

ホームページ作り直しの費用相場と、
5万円でできる理由

2026年7月17日

同じ「ホームページを作り直す」でも、見積りは10万円のこともあれば150万円のこともあります。品質の差というより、何にお金を払っているかが違うのです。内訳を分解すれば、自分の店にどれが必要でどれが要らないかが判断できます。

値段の幅は、どこから生まれるのか

制作費は、おおむね次のような内訳でできています。金額は一般的な目安です。

項目中身目安
打ち合わせ・進行管理訪問、ヒアリング、担当者との往復、社内確認数万円〜数十万円
デザインオリジナルのデザイン案作成、修正対応10万円〜50万円
実装デザインをホームページの形にする作業10万円〜50万円
原稿・写真取材、文章作成、カメラマン撮影5万円〜30万円
機能追加予約システム、ネットショップ、会員機能など10万円〜青天井
保守公開後の更新、サーバー・ドメイン管理月3,000円〜3万円

ここで注目していただきたいのは、いちばん高いのがデザインでも実装でもなく、人が動く時間だということです。訪問して、要望を聞いて、案を出して、直して、また確認して。この往復に何十時間もかかり、それが人件費として金額に乗ります。

価格帯ごとに、何が起きているか

10万円前後

テンプレートに文章を流し込む形が中心です。安いのは、デザインを一から作らないからです。ただし「テンプレートだから悪い」わけではありません。問題は、テンプレートを選ぶのも、文章を考えるのも、写真を用意するのもお客さん自身がやる前提になっていることが多い点です。その作業が止まって、公開されないまま費用だけ払った、という話をよく聞きます。

30万円〜80万円

制作会社に頼む場合の標準的な帯です。オリジナルのデザイン案が出て、担当者がついて、修正にも応じてくれます。小さなお店にとっては、この帯が「まっとうだが、少し重い」ところでしょう。

100万円以上

取材と撮影が入り、ブランドの方向性から一緒に考え、予約や在庫の仕組みまで作る帯です。ここまで来ると投資であって、経費ではありません。売上の桁が変わる見込みがあるなら妥当ですが、そうでなければ過剰です。

「初期0円・月額制」はなぜ安く見えるのか

初期費用0円で、月に5,000円から1万円ほど、というサービスがあります。安く見えますが、注意すべき点が2つあります。

買い切りで作れば、サイトは自分の資産として残り、独自ドメインも自分の名義で持てます。保守をやめてもサイトは生き続けます。ここは金額の多寡より、持ち物か借り物かという違いとして見るべきところです。

まるごとHPが5万円でできる理由

安さの理由を、正直に書きます。品質を落としているわけでも、あとから追加費用を請求するわけでもありません。いちばん高い「人が動く時間」を削っているからです。

訪問しない

全国オンラインで完結します。移動時間も交通費も発生しません。

打ち合わせの往復を減らしている

普通は「どんなデザインがいいですか」から始まり、案を出して、直して、と何往復もします。まるごとHPは先に完成形を出します。今のホームページのアドレスを入れれば、その場で作り直し版が表示される。それを見てから話すので、方向性のすり合わせに何週間もかかりません。

土台をAIが組み、人が仕上げる

文章の下書き、配色、書体、ページ構成といった土台をAIが組み立てます。ただしそのまま公開はしません。事実確認と仕上げは人が行います。AIが担うのは、これまで人が何時間もかけていた「たたき台を作る」工程です。

逆に言えば、大規模な機能開発や、取材・撮影を伴うブランディングは、まるごとHPの守備範囲ではありません。そこが必要な事業には、制作会社に相談されることをお勧めします。

結局、いくら払うべきか

判断の目安はシンプルです。ホームページから直接お金が生まれるかで分けてください。

後者の場合に必要なのは、スマホできれいに見えて、電話番号がすぐ押せて、何の店かがすぐ分かることです。それは5万円で足ります。

見積りの前に、完成形をご覧ください

今のホームページのアドレスを入れるだけで、作り直し版がその場に表示されます。気に入らなければ0円です。

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